写真や手書きイラストをライブトレースする
写真や手書きのイラストをトレースすることで、それらをパスの情報をもったオブジェクトに変換することができるので、オブジェクト内の色を自由に変更できるようになる。
ライブトレース
- 新規ドキュメント(カラーモード:CMYK、解像度:300ppi)
- 写真を配置する(練習の際は、リンクにチェックはしない)
- 写真を選択している状態→ライブトレースの隣、▼ボタンをクリック→トレースオプション→プレビューにチェックをいれ、様子を見ながら、各数値をいれてゆく(左写真は、カラーモード:グレースケール、パレット:自動、最大カラー数:6、ぼかし:0px、誤差の許容値:2px、最小エリア:3000px、コーナー角度:0)
- ライブトレースした写真が選択されている状態で、コントロールパネルの拡張ボタンをクリック(オブジェクトメニュー→ライブトレース→拡張でもok)
- ライブトレースした写真がパスに変換される
右側の写真(イラストをライブトレース→色を設定)
- 新規ドキュメントをつくり、イラストを配置する(上記参照)
- イラストが選択されている状態で、ライブトレースをクリック、コントロールパネルの「トレースオプションダイアログ」をクリック(先ほどの方法、ライブトレース隣の▼ボタンからトレースオプションを最初から選択してもok)
- プレビューにチェックを入れて、設定する(右イラストでは、カラーモード:白黒、しきい値:200、ぼかし:0px、塗り:チェック、差の許容値:2px、最小エリア:10px、コーナー角度:20)
- 保存してから、コントロールパネルの「ライブペイント」をクリック
- ライブペイントツールを選択し、色をぬってゆく
- 隙間がある場合→選択ツールに持ち替えてイラストを選択→オブジェクトメニュー→ライブペイント→隙間オプション→ダイアログボックスの「隙間の検出」にチェック→プレビューにチェックをいれ、隙間が修正されていることを確認→OKをクリック